acasスタッフブログ
OMOTENASI
こんにちは、飯田です。
ここ最近、結婚式にお呼ばれする機会が増えています。
毎月、当たり前のようにありますし、8月の3連休は3日とも結婚式ということで嬉しい悲鳴をあげております。
一括りに結婚式といえど、雰囲気や衣装、演出、建物に至るまで一つとして同じものはありません。
式を挙げる方々のこだわりや感謝、センスを随所に感じます。
その中でも結婚式の会場、建物が持つポテンシャルについて感じたことがあります。
神社やホテル、教会のようなところもあれば、自然豊かな場所もあります。
一生に一度の”特別”を演出する場所としてイメージと相応しい建物を選びます。
結婚式を挙げることができる場所は、みな素敵な雰囲気を持っていますが、大きく分類するとフォーマルとカジュアルという建物に分かれるのかと思いました。
当然、式の雰囲気に合わせて飾りつけをするのですが、建物がフォーマルかカジュアルかで雰囲気は変わるように思います。
フォーマルな建物からカジュアルな内容の式に、カジュアルな建物からフォーマルな内容の式に、といった具合に皆様趣向を凝らして計画しておられますが、やはり建物がもつ雰囲気を無視することはできません。
中でもカジュアルな会場をフォーマル寄りにするのは大変なのかと思ったりしました。
今回、人生の”特別”な場所に呼ばれてみて、ソフト面のおもてなしは勿論のことですが、建築によるおもてなしをとても感じました。
そもそもがそういった用途を前提に建築されているのですが、建物として単なる箱ではなく、受け皿としての役割を果たしているという実感を結婚式に行くことで感じ取りました。
普段、生活している中では感じることのないものを感じ、日々の糧となりました。
あと5件ほど控えているので、空間を楽しみながら、それぞれのおもてなしを満喫したいと思います。