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アバター画像 遠原 一聖 Kazumasa Tohara

スリランカ研修旅行

2024.05.24

スリランカへの研修旅行から帰ってきて、2ヶ月経ちました。

気候も2ヶ月前の日本とは正反対で、毎日が真夏日でした。

 

前回のブログにも書きましたが、コロナ禍以来の海外研修で、

トロピカル建築の第一人者であるジェフリー・バワが手掛けたホテルに

宿泊させていただき、バワ建築を満喫しました。

 

バワ建築は、自然と建築の調和という枠を超えて、

自然の中に建築を融合させており、建設地にあった岩や樹木は

そのまま建築として利用する等、スリランカの自然に対しての

リスペクトが感じられました。

 

自然豊かな地での建築は、

人にとてつもないパワーを与えてくれることを実感しました。

 

特に感動したのが宿泊させていただいた「ヘリタンスカンダラマ」でした。

ダンブッラ石窟寺院、シギリヤロックからインスピレーションを受け、

自然と一体化するよう設計しており、岩肌がむき出しとなったエントランスや

ロビーは圧巻でした。

左手がシーギリヤロックの岩肌を、右手はシーギリヤロック中腹にあった

ミラーウォールからインスピレーションを受けたそうです。

元々あった岩肌を削ったプールも、歯入れはしませんでしたが、

バワらしい自然との融合を感じました。

 

ホテルの中には、野生動物も共存しており、

あちこちにサルがいました。

客室のバルコニーにも出没していました。

場所は異なりますが、ゴール地区には、トカゲと呼ぶには大きいサイズ感の

トカゲがいました。

今でも娘と虫取りに行くほど生き物が大好きなので、

日本ではなかなか見かけられない野生のサルやトカゲにも興奮しました。

 

その国、その土地の風土にあった建築がいかに重要なのか思い知らされた

研修旅行でした。

土地ごとに相応しい建築を考えられるように、自信の考え方や、

知識を深めたいと思います。

Profileプロフィール

アバター画像 遠原 一聖
大阪生まれで大阪育ち。時間のある週末は銭湯に通っています。 公私に関わらず建築やデザイン、自分の感じたことを中心にアップしていきます。

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