以前からこの土地のシンボルであった大きなケヤキ。建物は変わっても、このケヤキは今も残っています。名水と共に歩んできた地域に因み、外壁タイルを水の流れから着想したすこし変化のある縞貼と、ディテールにこだわった「見せる」階段で、静かな住宅街との調和とデザイン性の両立を図っています。またケヤキから空へと視線を誘導する大屋根の孔が、自然と建築を融合しています。